2013年2月13日、茨城県水戸市にある大成女子高等学校さまに伺いました。
こちらの高校では、生徒さんたちの視野を広めるという目的で
大学や専門学校から各分野の専門家を招いて「コロキウム」という特別授業を行っていらっしゃいます。
この「コロキウム」で、家政科1年の皆さまを対象に「香りでコミュニケーション」の授業を行いました。
アロマの香りを嗅いでみましょう
ご挨拶の後、さっそく精油の試香。
「これ好きー♪」 「くさっ。これダメ」(^^;;など率直な反応が教室中に響きました。
それはそうです。
他の感覚と違い、嗅覚は大脳辺縁系という脳の古い部分に直接届きます。
本能的に湧き起こる感情を止めることなどできません(笑)。
自分のイメージにぴったりの香りは?
用意したのは、イランイラン、オレンジスイート、ゼラニウム、ティートリー、
フランキンセンス、ペパーミント、ラベンダー、ローズマリーの8種類。
これらのなかから 自分にぴったりの香りを選び、
その香りのイメージを言葉やイラストで表現していただきました。
ダントツ人気はオレンジスイート。 全員、オレンジスイートを選んだグループもありました。
香り当てクイズ
8種類の精油に慣れ親しんだ後、香り当てクイズ。
「古代から宗教儀式の場で使われてきました」「ミカン科 気持ちを落ち着かせ、明るくしてくれます」
など、プリントに書かれた説明文と香りを結びつけます。
「ミカン科って書いてあるから、これ絶対オレンジスイート」
「このにおいって、宗教っぽくない?」
「女性ホルモン調整作用。これがゼラニウムじゃない? 女っぽいもん」
グループの仲間と話し合って決めていく生徒さんたち。
先生もどれどれ、と嗅ぎ始めました。
答え合わせ。正解を告げるたびに「わー」と歓声あがりました。
8つのうち4つ正解した2グループがトップ。
じゃんけんで勝ったグループに大学ロゴ入りノートをプレゼント。
他のグループの皆さまにも、ロゴ入りサインペンの参加賞をプレゼントしましたよ。
お相手を香りにたとえると?
最後は、グループをシャッフルして、2~3人1組になって「香りでコミュニケーション」。
3分間自由におしゃべりしたあと、「お相手を香りでたとえるとどの香り?」「その理由は?」
用紙に書いていただきました。
そしてお互い用紙を交換。
「最初は主張するけど、最後はやわらかい感じなのでフランキンセンス」
など、とっても素敵にたとえていましたよ。
自分で選んだ香りと、お相手が選んでくれた香りが一致した生徒さんもいました。
ふだん自分を香りにたとえたり、人からたとえてもらうことってないので、新鮮な体験ですよね。
そして香りがあるとコミュニケーションがはずみます♪
終始、元気いっぱい、笑顔で授業を受けてくださった家政科の生徒さんたち。
楽しい時間をありがとうございました(^-^)/
大学では、アロマのゼミや、施設などでアロマを楽しんでいただくボランティアをやっています。
もっと勉強してみたい方、大歓迎です。
授業の様子は大成女子高等学校さまのブログにも掲載されています。
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